うつむいて歩いてちゃ見逃してしまう。
考えごとしてたら通り過ぎてしまう。
ほら、その曲がり角に、
細い路地裏の道に、
高架下の暗闇に、
違う世界に通じる入り口があったらどうしよう?
違う世界って、どんな世界?
見たこともない夕暮れの海岸?
不思議な生き物の住む国?
どこまでも(未来にまでも)続く地下通路?
そんな妄想にうつつをぬかし、
おとぎ話に期待をして、
ちょっと鼓動が早くなる、
ひまつぶしの街歩き。
[ミハラビカ]
三原の街を、人を、風景を、雰囲気を、とことん〝美化〟してみようと試みるグラフィックページ。よく知ってる三原を、良い意味での違和感に包み込みたい。上手くいく時もあれば、いかない時もあるだろうけれど…
散文・写真・グラフィックデザイン:マツダシゲキ