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モノ・ヒト・コトをつなぐ、熱血店長 松岡 満さん

仕事も遊びも全力で

「仕事が楽しい!お店の総監督である店長の仕事にとてもやりがいを感じています。」柔らかな笑顔で語ってくださる松岡満さんはフードガーデンニチエー 沼田東店の店長をされています。お店に勤め始めてから商品の配置の仕方を学んで研究したり、商品を勧めた時のお客さんの反応などを見ているうちにどんどん仕事が楽しくなっていったのだそうです。

オススメの商品やその季節ならではの商品を随時、Facebookで紹介。全国各地のスーパーマーケットの従業員の方々とも繋がり、情報を共有。応援し応援され、常に刺激をもらっているといいます。「食べるのが大好きで食いしん坊なんです!」休日には美味しいお店をチェックして食べ歩きをしたり、メーカーの製造所を訪ねたりとその行動は常に食とともにあります。

POP、ディスプレイ、イベントづくりも全力で

「ニチエーに並んでいるこだわりのある本物の商品たち。それらは自信をもって勧められる。」そんな熱い想いからPOP作りやイベントにも力が入ります。思いついたアイディアはとにかく形にしてみるのだそうです。POPやディスプレイはパートさんにも出来ないだろうとは決めつけず、まずはやってもらいます。最初はそれらを嫌がっていたパートさん達も松岡さんがPOPの本を貸し出したり、描き方のコツを教えているうちにすっかりハマっていき、今はチームで楽しく取り組んでいるとのこと。

「人に恵まれて助けられている。威厳はないですけどね。」そう言って笑う松岡さん。節分や七夕などの季節のイベントの際には女装が恒例となっているのだそう。節分の時のお福や七夕の織姫など、ユニーク過ぎる女装はお店に入ってこようとしたお客さんの足を止めてしまうこともしばしば。自らも楽しみ、従業員やお客さんにも楽しんで欲しいという気持ちで力を注ぎます。

つらい時も前を向く 平成30年7月豪雨
その時店長は···

記憶にも新しい豪雨災害。スーパーマーケットから物がなくなった光景を目にされた方も多いことでしょう。その頃、三原の別店舗の店長をしていた松岡さんは災害時でも食べることのできる商品を「在庫になってもいい!」と必死にかき集めました。お店に商品があるという情報をFMみはらと協力してラジオで流したのは、聞いている方々に”物がある”という安心感を伝えたかったからだそう。また、久井町の運送会社と協力して世羅町から水を運んでお客さんに届けたりと とにかくがむしゃらに動いたのだそうです。

「毎日が一生懸命でその頃の記憶がない。断水が解消され、水道から水が出た時の安堵感の方が覚えている。」お店を毎日開けて同じ被災者としてお客さんに接し、「来てよかった。声をかけてくれてありがとう。」と泣かれたことが豪雨災害で最も印象に残っている出来事です。

店舗の閉店も経験され、決して楽しいことだけではないであろう店長という仕事。でも松岡さんはそれを大変だとかつらいとは思わないのだそう。「前向きな性格なんで、なんとかああしようこうしようと考える。」従業員のつらさに共感できない自分は本当は店長には向かないとおっしゃいます。「マイナスなことを考えて良い方向に行くのであれば考えたらよいけれど、何事もプラスに考えないと良い方向には行かない。」と、どんなことがあっても前向きで笑顔でいると決意されています。

楽しくなければニチエー沼田東店じゃない!

今回、取材の最中にもパートさんには「ドキドキしとるじゃろう。」とからかわれます。その様子はチームを超えてまるで家族のよう。パートさんに松岡さんはどんな方ですか?とお聞きすると「熱血!せっかち!でも優しい。」と期待通りの答えが返ってきました。松岡さんは今日もご自分に言い聞かすようにFacebook上でこの言葉をくりかえします。
”楽しくなければニチエー沼田東店じゃない!”

自分を動物に例えると?
「ネズミ時々クマ」
(パートさんより)普段、動きまくっているからネズミ。
 怒るとクマのように恐ろしい。
子どもの頃の夢は?
「プロ野球選手、プロレスラー」
野球はやっていたから。レスラーは華奢でなれなかった。
(編集員より)現在はプロ店長になられています(笑)

文:小林和佳子

この記事は、2019年に取材したものです。
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